2016-01-01から1年間の記事一覧
どうにかこうにか、大晦日。 老母に頼まれて新刊書店で買ってきた 原田マハ『リーチ先生』をパラパラ捲っている内に 結末近くに登場するアントン・カーデューの名前から Antonis Cardewを想起。 そこからは、芋蔓式の連想ゲームで 祖父Michael Cardewと息子C…
垂仁天皇陵の傍らを歩く機会が増えた。 今の時期は鴨が多い。 ポツンとした小島を見るたびに ときじくのかくのみ を、間に合わすことが出来ず、 嘆き悲しんで亡くなった男の事をボンヤリ考える。 https://www.youtube.com/watch?v=FbaKNB4cIlc
眺める風景。 前回は東側の河内平野だったが、 今回は西側。 乱立する高層ビルと高層マンション群に 夕暮れが近づくに従い明かりが灯りだすのは面白い。 老母も昔一緒に見たSF映画のよう、と 点滴されながらも、かなりご機嫌。 もっとも、個人的には古きよき…
ヘクター・マクネアンが生きることをやめたのではない。ほかの何ものかが停止したのであった。 白い人びと / フランシス・バーネット
否が応でも気付かされる日。 これから、まだまだアレコレなのにこれでは... と弱気茶屋になる前にCluster。 ジャケットも音も文句なし。 基本はコレだね。https://www.youtube.com/watch?v=pbTIxXLIj0Q
私たちが戻ってきたり出かけていくこの地上は、人間が文化的意味を書き込んでいくノートブックではない。 途上と目的地 / 土井清美
が、並んで比較されるのも つくづく奇妙な気がする。https://www.youtube.com/watch?v=BlXrFRd195s
ふいに福田恆存について、どう思うか(!)訊かれ、 テケトーに流したかったのに、 マジレスを求められ、 ウンザリ気分に加えふいに凶暴な気分になり1.ロレンス『黙示録論』に目をつける点は鋭いし、 2.チェスタトン『詩人と狂人たち』にはお世話になったが、 …
と、いう言葉で想起するのはConrad Schnitzlerの音。 人が居ても居なくてもいい世界。 40年近く経って、結局はココに戻って来た事の感。 不惑もとうに過ぎ、 その他その他で色んな思い込みやら執着が ボロボロ零れ落ちてゆく今日この頃。 ともあれ、情念はど…
という訳で早朝から、アレやコレを担いでは捨てに。 いつぞやは、巨大な太鼓が出ていて 噴き出したことがある。 帰宅すると地震の報で嗚呼。 午後から、ここ暫くのクサクサ気分から抜け出すために植物園に。 やたらウェディングの写真撮影が行われていたが、…
朝から溝の泥を取ったり、草を毟ったり。 一段落の後は老父と落ち葉や枝の刈り込み作業。 時折、日は射すものの、 ほぼ終日、時雨状態。 老父は耳が遠いのでConrad Schnitzlerをかけようが、 Roland Kaynをかけようが、ほぼ無頓着ではある。 しかしながら、…
帝国の日は決して沈まない......だが、見なさい、血の色の日が沈んでゆく 穏和な殺人者 / G.K.チェスタトン
落ちて行くのは悪でなく、昇って行くのが善でもない とは古の王様のお言葉。
平穏で静かな環境だったその場所がまさに一変して、上空は超音波域の戦闘が繰り広げられる修羅場となった。 クリス・ワトソン
無味乾燥(sequedad)で、乾ききった試練の時間なのです。湿った情念は無味乾燥なる夜の時間において浄化されるのです。 山内志朗
通っていた高校や フルートを教わっていた場所、 たむろしていた喫茶店等々、 上町台地をうろつく宵の口。 記憶は曖昧でも脚や身体は覚えている。 高校や大学の頃から、 結局のところ、進歩しなかったな、と再確認。https://www.youtube.com/watch?v=SLIf4jv…
大学生になる頃まで 何度と無く歩いた病院への道を 再び歩くようになった。 最寄り駅から病院までの風景は 微妙に変わったけれど、 幼い頃、本当に食べたかった洋食屋は今でもあり、 歩くたびに折りたたまれた時間の襞をめくる感じも。 病室からは実家のある…
大学闘争の呈出した諸問題は非常に生きてきていると思う。それがあったおかげで、こういうロックをきくようになったんだし、オカルティズムに対する関心もでてきたんですよね。日本に限らないけれど大学闘争の意味は大きいと思う。 高橋巌https://www.youtub…
真昼の草原が なぜ私たちは心破れるときにしか 単純さを理解しないのか そのわけを言うのを拒むからには ニコラ・ブーヴィエ
沈黙を見出すために、理性が次々と繰り出す自己同一物を簡素化し、枝葉を切り、削ぎ落とし、捨て去る−「旅」とはそのことである。 アラン・ド・リベラ
フランスは西部戦線で不意打ちを受けたわけだが、最高司令官のガムラン将軍は、「奇妙な戦争」という不気味な膠着状態から脱し、戦闘が開始されたことに安堵感すら感じ、小唄を口ずさみながら喜んでいたといわれている。 フランス再興と国際秩序の構想 / 宮…
かれらは挫折の苦悩のなかにあってさえ、みずからが引き受けた過剰をかたくなに肯定したのである。それは、見えざる道を拓き、新たな空間を生み出しつづけるために、決して絶やしてはならぬ種火だったのだ。 叫びの都市 / 原口剛
「サナンダさまの望みの通りになりました」 という言葉を思い出す夜。
http://ufonosato.com/blog/?p=1198 「松村氏の任務は終わった。」というのがとてもいい。
レアルデのクラリネットが客の面の真中にはじけ、雛菊畑のひばりの囀りのように... ジョルジュ・デュアメル
Tと京都で。日本酒を飲みつつ。 しかし、吉田健一の『酒宴』で言うと「四合さん」あたりなんでかわいいもんですが。よもやま話をを色々としつつ、最近、Nが夢中のDavid Tudorの、特に『Plusers』が話題に。「一体、どうやってやってんやろか」と。ま、結構、…
Contre les provocations Notre arme , plusieurs Pour la satisfaction de toutes les revendications Rejoignons notre post de combat contre le capital Organisons l'autodefense Nous vaincrons WE WILL WIN ! Slogun / SPK
Asia Computer Music Project Concertでシニギワの新曲(8ch)を発表します。私は残念ながら不在ですが、お時間あれば。入場無料です。N http://jssa.info/post/149264641648/asia-computer-music-project-concert
https://soundcloud.com/dowsermagicmemo/iconic-landscapes-013
https://soundcloud.com/dowsermagicmemo/iconic-landscapes-012