2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

胡乱な日

とにもかくにも椿事続き。 いやはや。

急角度な地すべりは、

十一月のゆるい光線のなかで行われた。あれからずっと、詐るということが何時の間にか無表情な技術となった。 乾武俊

「霊感と革命」

母系の中に流れて来た呪符の鱗紋の御船家の血が、女と男に、霊感と革命に、形を変えて、私達二人の人生を支配した様に思われる。 魂魄 / 湯川康平 - 本棚から取り出して読んでみる。 色んな感慨を抱かせる不思議な本。

下に降りて、

印紙のついた用紙を買ってきてくれ。それに、こうはっきり書いてくれ。クルツィオ・マラパルテは死なず、と。書き終わったら、そこに僕が署名するから クルツィオ・マラパルテ

おしゃべりが過ぎたようだ。

ここの人間はどうもおしゃべりが過ぎる、あなたもすでにお気付きであろうが。ここではもう誰もが沈黙を尊重しない。もしくは逆に尊重し過ぎる。本当はおしゃべりをしたり黙ったりする代わりに、行動しなければならないはずだ 薔薇の名前 / ウンベルト・エーコ

あまり意味のないことに

こだわっているのかもしれません。つまり、ヴァルド派とカタリ派、リヨンの貧者たちとウミリアーティ派、ベギーニ派とピンツォケリ派、ロンバルディア派とヨアキム主義者たち、パタリーニ派と使徒派、ロンバルディアの貧者たちとアルノルド派、グリエルモ派…

周期的に

記憶の中で再生されて、 口ずさんでしまう歌の一つ 小山景子『再びのバビロン』。https://www.youtube.com/watch?v=_msKytpFKRAhttp://keikokoyama.jugem.jp/?eid=10http://keikokoyama.jugem.jp/?eid=48

季節の移ろいは

生活に直結するから、自然の中に生きる者は暦に敏感である。 夏至の夜 / 奥西俊介

幾分、

膝の具合が良くなってきたので 外出して近所で催されている盆梅展を長めに散歩。 梅の香りが仄かにしており ボンヤリと眺めているうちに 何故か再び、Le Chant Du Monde の、唄アレコレが思い出されたり。https://www.youtube.com/watch?v=fTOXRN9WIZ0

膝の痛み他、

気分がすぐれないので Louise Reichert,Maripolなどを 引っ張り出してきてボンヤリと聴く。https://www.youtube.com/watch?v=yx6Bfgx0dCshttps://www.youtube.com/watch?v=B0z_FvbBv1sLe Chant Du Monde,Ocora には 興味深い歌の録音物が多くあり、 中古レコ…

ペイガン云々で思い出したのが

Current 93『Thunder Perfect Mind』https://www.youtube.com/watch?v=Ej-Cs86oQGYあと映画『Wicker Man』の「Maypole Song」とか。https://www.youtube.com/watch?v=lqKYzRjhNPw何れにせよ、不穏ダネ。

ああ、

熱うなるわ「Kebabträume」 歌詞含め、いや、ホンマに。Deutschland, Deutschland, alles ist vorbei! と、ほたえる辺り血が滾る。 ほいで、準備する訳やね。

そういえば

90年代の半ば位だったか 日本にもペイガニズム、ウィッカ等々の導入が ちっちゃく盛り上がってたような記憶があるけれど あのときに旗を振ってた方々は 今、どうなってるのだろうか? と、ふと。 松尾未来『魔女を生きる』白水社 ISBN:4560019835 や アイリ…

久々に

レリス、ドランジェの共著『黒人アフリカの美術』 を、ボンヤリと眺めて過ごす。 七面倒くさい計算からの逃避。 嘗てはこういう本を出そうという熱意が 出版社にもあったのだなあ...と ほんの半世紀ばかり前の事なのに とても不思議な気分。 しかし、新鮮さ…

それにしても、

切断され、「神」に捧げられた「首」は、もはや生きていた時の表情を失って、まさに「仮面」じたいに変容していることはふしぎである。 乾武俊 - レリスにも無頭を巡るエッセイがあったような。 まあ、小賢しい輩の頭取ったれ、と。

ここ数日、

仮面の事をボンヤリと考えている。 恐らくは「翁」の印象が強かった所為だろうけれど。 不謹慎な想像も脳裏を過ぎる。

Shandarからの作品あれこれを

ボンヤリと聴きつつ、 お世話になっている方に送るべくアレコレ録音。 何故か聞くうちにTina Aumontの セクシーな肢体が思い起こされたり。https://www.youtube.com/watch?v=lN7-GVCxrYg

昼前に見たもの

翁の面をつけて農を舞う男 稚児 モーモーと三度鳴く牛童。 夜は夜で、これから。

鬼が

出始めたのか、 帰途、低い太鼓の音が聞こえてきた。 明日は暦の転換日。 以前は左京区の山中にあるお堂で 護摩炊きに参加していた。 今は......。 この低い太鼓の音を聞くと 冬から春への転換を否応無く。 ふいにThis Heatのコレが脳内再生。 History repea…

今日のギリシャでは、

文化的な営みにお金を支払える人はとても限られており、ぼく自身の場合でも、たとえば映画に行くかどうかといったことは即決できるものではなくなりました。映画は十ユーロくらいですが、四〜五年ほど前までは週に一回、月に三回ぐらい観に行ってました。し…