上町台地の高層病室から

眺める風景。
前回は東側の河内平野だったが、
今回は西側。
乱立する高層ビルと高層マンション群に
夕暮れが近づくに従い明かりが灯りだすのは面白い。
老母も昔一緒に見たSF映画のよう、と
点滴されながらも、かなりご機嫌。
 
もっとも、個人的には古きよき時代のSF映画というよりも、

キリコの描く無人の街の風景に近似しているように思えたり。
もし、明かりの下で愛だの恋だの、家族のふれあいだのが発生してても、
それはマヌカン版「ヘクトール&アンドロマケー」みたいなもんで。


https://www.youtube.com/watch?v=fxbGwtj5bRQ