昨日に続き

夕方より京都芸術センターに行き
篠原眞電子音楽上演会」を聴く。
 
客席中央には御大がおられ
譜を見て確認をされていた。
ワイシャツが本当に似合っていた。
 
どの作品も音を採取、切り出すセンスが素晴らしかった。
コメントで「音の織物」という事を仰られていたが、
確かに頷ける。
 
最後の曲『City Visit』は映像無しでの上演だったが、
眼を閉じて聴いていると動き回る音の重なりあいから
不思議な時間感覚が生じていて、
夢の様だった。
 
Pt.1,2でほぼ40分という長さも
ちょっとレコードを思わせて良かった。
(曲の切れ目でA,B面を変える感じ。)
 
会場でお世話になっている方が交通事故に遭われた事を知り驚いた。
かなり大きな事故だったけれど比較的軽症だったのが救い。
会場出口で細川周平さんと久しぶりにお会いした。
興奮していたせいか頓珍漢な事を言ってしまい、
お別れしてから後悔/赤面。
今度お会いすることがあればお詫びしなければ....
  
色んなヒントや刺激/やる気を得る事が出来、
おまけに本まで入手できた素晴らしい企画だった。
体調不良の鬱々から暫し解放された日。