明るさで目覚め、

起き出すと凶悪な寒さ。
慌てて着替え、ヒーターをつけ、
ワインを一口。
パンと珈琲。
洗濯・乾燥・水汲み。
乾燥の間、松枝至『ヴァールブルクの宇宙』を読む。
 
午後、非常に冷え込み、今日は...と思っていたが、
寒さの中、様々な方が来られてありがたく思う。
今日はビル内の店舗で色々と催しがあったので
愉しんでもらえたかしらん、閉店間際に思う。
 
元活動家で本の世界での大先輩に当たる方、
高校の先輩等々、皆お元気そうでなにより。
また先輩からはお酒をいただき、
本当にありがたく思う。
 
最後に来られた方からは
ログズ・ギャラリーの近況も伺い、
ホッと安心(再びガソリン・ミュージック&クルージングを
体験できる日を心待ちにしているのです)。
 
閉店すぐに軽い悪寒とくしゃみが続いたので
いただいたワインを開けて一杯。
それから晩ご飯を買いだしに。
ネギをたくさん入れた肉うどんで夕食。
その後、更にワインを一杯飲む。
漸く身体が温まってくる(やはり食べないと駄目ネ)。
 
アルジャジーラの英字報道を時折眺めていたが、
エジプト支局は現在封鎖状態?の様子。
特派員が衛星回線?を通じ
携帯の音声と画像、
それからTwitterで報告するのを見聞きして
なんとまあ...と感慨。
(と、思って先ほど見たら再び画像の配信が。)
いずれにせよ、この報道姿勢たるや。
 
先日、祈りの時間ゆえ、
騒乱を一旦中断し、礼拝をする人々の姿を捉えた画像に
信仰/霊性がまだ生きているのを実感。
(とはいえ、堀一郎と柳田御大のやりとりを思い出したり、
限りなく-実質的には-無神論に近い生き方をしている、
私のナイーブな感想ではあるが。)
 
ふと思い出したのだが、20年以上前に
クリスチャン・ジャムベ、ギイ・ラルドローの『天使』、
が邦訳されると目にした記憶があるのだが、
その後、どうなったのだろう....
  
マッサージと足湯。
その間、Henry Cowの2nd(Unrest)を。
1st(Leg end)の躍動感もよいが、
今日の気分ではこちら。
John Greaves作『Half Asleep:Half awake』の冒頭など
とめどない追想に耽ってしまいそうに。

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私自身予感がする、うまくいかないだろうと
誇り高き冒険には私の生命がかかる
だがどんなイカロスでも私の勇気ある奮闘を怯えさせることはない
死んで名誉と報酬を受けるからだ
 
私の心はまたあるときためらいながら尋ねる
汝、向こう見ずの者よ、どこへ飛んでいくのか、ああ、なんと
贖罪は大胆すぎる試みに続く
 
高処からの墜落を恐れるなかれ
飛べ、雲をついて、そして満ち足りて死にゆけ、
汝はあっぱれに高貴なる死に恵まれた
 
恐れるな、わたしは答える、高貴なる破滅を
暗雲を決然として切り裂き、満ち足りて死ね
もし至高の天が死を運命づけているなら
 
英雄的狂気について/ジョルダーノ・ブルーノ

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