キワドイ領域から

未だ離脱出来ず。
 
電車の中でフリードリッヒとターナー
独浪漫派の「青」と英浪漫派の「黄」、
の事をボンヤリ考えたりなど。
 
臆面のなさ、
いや、でも半生分の自意識/意識なんて、大した事ないですよ。
ズッポ抜けても問題なし。
というより、抜けるか抜けないかが
人のアレコレを分けるんでは。
 
持ってかれても、連れてかれても、
いや、持ってく、連れてく、事が出来れば「以って瞑すべし」。
 
こんな事をつらつら思うにつけ、
音楽を意識して愉しむきっかけが『エクソシスト』で
日本コロムビアのヴァージン・レーベル、
もっというとマイク・オールドフィールドだったのが
私の「躓きの石」だったのかも。もう、どうしようもなく。など。
(シングル盤買った時はズッコケた。「違うやん!」)
『ストリート・ハッスル』は、もう、出会いからし
好きだの嫌いだの以前に/超えたアレ。
 
ロックといえばVUとマイク・オールドフィールドってのは
もう幼少のみぎりからの刷り込み&確信。
ストーンズビートルズもディランも
ちゃんと聴いたのって高校以降。
それより、ファウスト(四枚目)!シド・バレット(幽玄の世界)!
ハージェスト・リッジの裏ジャケの犬の顔にグッときてたもんねえ...
猟犬として無駄に歳だけ重ねて何にも為さずにいる犬の本能と血が滲み出た横顔。
あれは生きてゆく指針ね。
 
と、酔っ払って駄文連ねる中年の秋。