昨夜は

三条のUrBANGUILDで
ミシェル・アンリッツィと福岡林嗣さんのデュオを聴いた。
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林嗣さんと会うのは「魔術の庭」を夜想で見て以来。
今回は本当に久しぶりに林嗣さんのヴァイオリンを堪能した。
ミシェルさんと二人で紡ぐ滔々とした音の大河に
耳を委ねている内に様々な感慨が湧き起こった。
彼も私も歳をとったけれど、
彼の中にはずっとノヴァーリスのような感受性が残っていて、
今の時代の趨勢を思うと、その強さと弱さの混淆した様に
単純に痺れた。
 
随分と昔に彼が伊藤キムの踊りにつけた音楽を聴いた時に覚えた感覚のコアが
今でもまだ残っていて(個人的にはそう思えて)嬉しくなった。