午後、
出版に携わっている方と会話。
とはいえ、私から積極的に話せる話題がある訳もなく、
伺うだけで申し訳なし。
帰られた後、ボンヤリとしている中、
ふとN・G＝レーゲンの事を思い出した。
『経済学の神話』東洋経済新報社
読みものとしては面白かったけれど、
かなり奇妙な内容だった記憶がある。
ただ冷静な筆致の中、何処か悲痛な感覚、
東欧出身のシオランを思わせる激烈な感情が
背後に脈動していた事は確か（今、手許にないので単なる記憶違いかもしれないが）。
退廃の感覚は解らないではないが、
それよりも非人間（というより非人称？）的な何かに
触れるとホッとする事も確か。
と、言う訳でIancu Dumitrescu
息を飲む美しさ。圧倒的。
http://www.youtube.com/watch?v=GKKGnyZ-iZ4
http://www.youtube.com/watch?v=abHfYIm7MwY
http://www.youtube.com/watch?v=jC02Wo2dBoc
http://www.youtube.com/watch?v=c-7aJAwBoY8
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ものおもへば心の春も知らぬ身になに鶯の告げに來つらむ
建礼門院右京大夫
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昨日頂いた菊水を飲んで眠る事にする。
