やや寝坊気味に

起きる。
午前中、妙に疲れたまま仕事。
 
蕎麦で簡単に昼食。
仕事がエアポケットに入ったような状態なのに加え、
午後になり悪寒&倦怠感が高じてきたので
思い切って昼寝。
明るいので眠れるか...と思ったが、
何の事はなくグウグウと寝入ってしまう。
 
夕方から定期健診。
肌に関してはもう殆ど問題ない感じで
医師からもこの状態を続ける事で更に良くなる、と。
塗り薬はなしで飲み薬のみ。
待ち時間&バス共にこれまた快調。
 
昼寝のおかげで頭が澄んでいる...
という訳で、行き帰りにブレイエの本を再び読む。
相変わらず、ちょっと読んでは休みの繰り返し。
少しずつしか進まないが、読む毎に思考の感じが変わるというか、
意識のありようが変容するというか...
(高校の頃、豊崎光一訳でフーコー『外の思考』を読んでる最中、
異様にハイというか奇怪な精神状態−ラリっているのではないが
現実が数mmズレたような心地−になり
捲った頁と文字で目/頭が焼け焦げるようで呆然とした事を思い出した。
まあ、多分、遅い思春期で単純に不安定な中坊だっただけなのだろうが。)
 
病院から戻り、雑なシチューを作り、晩ご飯。
食後に少しワインを飲む。
 
Canti del Capricorno / Giacinto Scelsi
平山美智子の声は壮絶な美しさと存在感。
アルヴィン・カランのゴングもGJ(一曲だけだが)。

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非リズム的な音楽でありながらりズミックだと思われているもう一つの顕著な例として軍隊の行進曲をあげましょう。絶対的に均一の音価で間断なく続く規則的な歩調での行進(歩き)は、反自然なものです。真の歩きとは、極度に不規則に平衡をとっていくもので、さまざまな間隔で、なんとか倒れるのを避けていくことから成り立っているのです。
 
オリヴィエ・メシアン
(現代音楽を語る-メシアンとの対話/クロード・サミュエル 芸術現代社

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