朝、寝坊気味に起きると

窓から入ってくる光の加減が妙。
妙に鼻先が冷たく、
もしやと思い見れば、一面雪。
 
酷く寒いが、お湯を沸かして朝食。
とにもかくにも普段同様、掃除を始める。
Jacque FevrierのDebussyを聴く。
ちょっと不謹慎な発見。
 
昼食後、能率上がらぬまま仕事・片付け。
その後、洗濯・乾燥へ。
余りに寒く、しかも予想外の出来事があり、
へこみそうになるので、菊水を購入。
飲みながら菊地成孔大谷能生『アフロ・ディズニー』再読。
東京大学...』『M/D』よりヤタケタ(幼少のみぎりを
過ごした地域の言葉ですが、この場合は反語として使用)な
面白さと着眼の妙が混淆される具合が増大しており、
個人的には一番興味深いという印象は変わらず。
(ただ副題より帯の「視聴覚分断」という言葉の方が
この本の内容にはあってる気が...)
 
私のようにお気楽に愉しむ人間は別に良いけれど、
硬派の音楽学者、(或いはカルチュラル・スタディーズ
いうのかしら)ポピュラー音楽を社会学的?に批評しようとする方々に
とって、かなり微妙な踏み絵(って書いたら大げさか)みたいな本のようにも、
と考えつつ読了。
 
読後、若きバンマスがウォーホルやブラッケイジに
音楽をあてる/あてない云々を語っていたことを思い出した。
 
帰途、道端に子供が作ったと思しき、雪だるま・雪うさぎ多数。
 
戻って、能率上がらぬまま、あれやこれやする内に夜。
実家に(途中、可能ならば夕顔楼に寄り挨拶をして)帰る準備。

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一度シャッターを切ること、それですべては終わる。
 
中平卓馬

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