朝から新作の撮影前のお祓いに参加。

監督と軽く打ち合わせ。
その後、事務所で細々とした仕事。
帰って、届いていたソフトのインストール。
今日は「明日への準備」という感じの一日。
そんな日もあります。(としておかないと、めげることもあるので)


行き帰りで相変わらず乱歩。
「今の感覚からみると、あんまりなご都合主義」にやや少々食傷気味になる。
しかし、読んでいて段々、妙な気分に。
なんだか「夢っぽい」。
嘘みたいな杜撰なトリック(特に頻発する「一人二役」がヤバい)
にあっさりだまされ、右往左往する人々。
それが「当たり前のように」描かれている。


さすがに「うつし世はゆめ よるの夢こそまこと」と色紙に書く人は違う。


いい歳になって、やっと「乱歩の一番良い所に触れた」ような気が。
もちろん、錯覚かもしれないが。