「Snip」、とりあえず

初回送る分はなんとか完成。

どうも村崎百郎の死が頭から離れない。
特に氏のシンパでもなく、「ああ、このヒトはこういうヤリクチなのね」
と傍観していた身なのだが、「コレはヒトゴトではない」ね。

大昔からこのような事件はあったと思うが、
なんか「違う」気もする。
それが「21世紀も10年経つと」という事なんだと思うけれど。
簡単に言うと「身も蓋もなく、底が抜けてる『モロズッポヌケ』な世界」。
(「モロズッポヌケ」は花輪和一さんの漫画から引用)

作品は作者から離れて「全く預かり知らないトコロ」にイツマデモいる。
記録されれば、どんな一音でもどんな一言でも、
どんなにマイナーなものでもね。
(もちろん、この文章も)

いつか、「思いもかけない形で、ソレは帰ってくる」のだと思う。
覚悟はないが、「まあ、それはそれでしゃあないやんか。『業』やもんなぁ」と思う。
最低限の矜持。

長嶌寛幸