昨夜、

夜桜を見に行く途中、
久しぶりに電車と人の接触を見た。
幸い一命は取り留めた様子。
停車したままの薄暗い車内で
読みかけの本に戻ろうとしたが
どうにもこうにも。
その後、空きっ腹に飲んだ所為か少々酔った。
 
今日は島之内教会で夕方からEvan Pakerのソロを聴いた。
鳥のさえずりのような、
ミモザや桜の花のようにむくむくと盛りあがっては
スッと散ってゆくような圧巻の演奏。
身体は弛緩してくるが、
頭は異様に冴え渡ってくるような酩酊感。
ちょうど、エフェドリンが抜けてゆく時の
晴れやかで仄かに悲哀の混じった心地に近い抒情も。
ここ暫くの悪念が瞬時に消えていった。

https://www.youtube.com/watch?v=UWpFwwTwYsU

https://www.youtube.com/watch?v=pDLKZC0uNZQ