やっぱりワタシには

中井英夫とかミシェル・レリスとかSuicideとかFlying LizardsとかHeldonがもつ(映画で言うと、ブニュエルとかパゾリーニかな。怒るヒト多いと思うけど)「なんとも言えない中途半端さ」が(実は一番)肌に合う。でもよくある「B級」ではなくて、「ドコにも触れていないんだけど、ドコにも触れている」というか。
ブランショは「余白」がガチで、加齢すると読むのガッツがいるネ。でも「こんぐらいが良い」という歳に、又なるかもしれないけど)
ジブンの中では「近傍」とか「サントーム」とかと思うもの。
「タリてないのがハナなのよ、ジツは」

んで、言い換えると「表出しようと思ったモノ(映画だったら映画)以外の『モノが』思わぬ『方向』に『出ちまった』スガタ」にどうしても惹かれるのです。
それが「亡霊」に魅入られるコトだと織り込み済みでも。(この辺が20世紀人ね、ワタシ)

追記
ブニュエルパゾリーニって、全然、中途半端じゃなく緻密なんだけど、観てるとなんだか「これドッカ、ゴソッと抜けてるよね、ゴソッと。でもドコって言えないんだよ」みたいな気分になる。