新年に老親に会う。

酒を飲みながら、父が終戦の日疎開先の京都の大歳神社(うっとこは分家したけど、本家はここの神主)で母(私の祖母)と玉音放送を聞いたという話を始めて聞いた。「どうやった?」と聞いたが「そんなもん、小さかったからようわからんかった」と。「んじゃ、おばあちゃんは?」「『正男(戦争に行っていた長男)がこれで帰ってくる!』とうれしそうやったよ」と。

終戦の日、京都は快晴だったそうだ。

長男は終戦(いや敗戦だね)の半年前に徴兵されて、本当は沖縄に行く予定だったが、最終的には本土決戦に備えて、塹壕掘りをする毎日だったと聞いた。

https://www.youtube.com/watch?v=vlPrtkI0U6c