地球の底のまた底、

球の中心近くのきらめく白熱のソウルたち。今や何億光年の時をへて、地上へ歓喜して噴出する液体、気体状の<ロック>・・・Louの血管がそれに接続されて(マシーンを通して)・・・・・
地上のそれを迎える我ら、たてビートの、8ビートのゆれに、しびれつかれた(?)我ら、しかし馴らされたたてビートから、液体の水平ビート<うなり>にどうして耳のひらひら=コマクを合わせよう?
液化され気化されたメタルがマシーンを通過する時、きらめくレーザー・サウンドのビームに、コマクをやられないために。
 
小杉武久

    1. +

何ともアッパレな、無限大の幻覚(メタル・マシン・ミュージック)のライナー。
この後、御大は部屋(リスニング・スペース)、
ライト、温度・湿度、空気、サウンド・システム
及び聴き手の意識のありようなどに準備的コメントをし
それから聴き方の例をあげたり(ここもアッパレ)など。
何れも極めて音に対して意識的、能動的に臨む/聴く事を促しており、
一山幾らのライナーとは全く異なる仕上がりに。
 
まだ面白すぎる&素敵過ぎる箇所はあれど、
ひとまずは、この辺りでチョン。