昨日の朝、

9時過ぎに近鉄で奈良に向かった。
まあ、何とかなる筈、とは思っていたけれど
宇治川にかかる澱川橋梁を越える時には
速度が落ち、尚且つ向かいに見える橋すれすれに
水が来ているのを見て、軽く焦った。
しかし、澱川橋梁、恐るべし。
 
昼過ぎに南大阪線阿倍野橋まで。
大和川がこれまた酷い有様だった。
 
その後、阪急で西宮北口に。
嘗てバンマスを訪ねて通った駅や通りは面影も無く。
少しだけ感傷的なった。
 
その後、サヴァールの演奏を。
燠火のような、歳を重ねた人の凄みを帯びた音だった。
何よりも驚いたのは曲間の調弦
そして、音が切り出される瞬間。
仄暗い空間の中で信じられない場面に遭遇し
頭が痺れたような心地になった。
 
終演後、佐々木嬢、「月刊かえる」の倉本さん、
そして倉本さんに紹介していただいた澤井さん(ドモンケーブル)の
四人で暫し雑談。
澤井さんからは凄い話を一杯伺った。