土曜日

芦屋で大井浩明・連続ピアノリサイタル2013の一回目
藤倉大/シュトックハウゼン初期ピアノ曲
を聴いた。
 
いつもながらに巧みなプログラムの組み方だった。
藤倉大の作品はとても面白く
ハッとする瞬間が幾つもあった。
個人的には電子音響の音量はもう少し控え目でも良かった気が。
 
シュトックハウゼンは改めて曲の進展の具合に吃驚。
解説で第Ⅸに関して「後のスペクトル楽派の始祖的な作品」とあり、
そうやったっけ...ボンヤリ思ったりしていたけれど、
実際に聴いたら、確かに納得してしまいそうに。
 
第Ⅹに至っては絶句。
 
空調など少し気になったけれど、
とにもかくにも素晴らしい時間だった。