漸く四月末

一年の1/3が終了。
実の所、冷や冷やしっぱなしで
無駄に年齢を重ねただけ...と嗚呼な心地に陥ること多々。
でも、まあ、何とかなってるので引き続き飛行続行。
そもそも「引き返し不能」はとうに通過済みやし。
私一人のアレコレではないので皆様引き続き(気が向く間)ご贔屓の程を。
 
で、思いたって
舞楽 春鶯囀一具(しゅんのうでんいちぐ)』(VZCG-761)を聴いたりなど。
 
LPは既に針音ボツボツなので
再発を機に思い切って購入したのですが、
いやあ、コレは凄い。
LPに負けず劣らず、脱魂しそうになりまっせ。
(メンツも凄いっちゅうか面白すぎ。)
木戸敏郎の解説も明快で示唆に富む。
 
もう40年前の音で、演奏云々を言いだしたら
昨今はもっとエレガントなものになってる(←単なる推測)...
のかもしれないけれど、
音の質感、密集度、層の遷移、時間感覚etc.
どれも素晴らしく、比較出来るものが無い。
 
最近の若い人の音楽は余り知りませんが、
電子音を多用した持続音楽やフィールド録音、
或いはライブ・エレクトロニクスと生楽器の混淆等々に
興味がある人やったらマジ驚天動地な高内容ですわ。
 
今の住宅環境ではヘッドフォン中心の聴取になるやろけど
小さい音で集中したり、爆音で聴いたりすると意識ちょい変わる感じ。
あと、スピーカーから外界の音と混ざる感じで聴取してもオモロイ。
 
詳細は以下。

http://d.hatena.ne.jp/japojp/20120222/1329906981

私は愛国云々とは程遠い
電子音ピーガーでウットリしてるだけのテケトー人生ですが、
そんな「役立たず」でもこの音楽は世界選手権(何の?)でても
全然オッケーな霊性バリバリ音楽やと思います。
 
で、こういう下品な書き方でもわかるように
コレ書いたのTネ(念のため)。