今日は節の分かれ目

いつも、この時期は寒さでガクブルだけれど、
今日は不気味に暖かい。
豆まき(どうしても映画『ツィゴイネルワイゼン』の
不景気この上ない場面を思い出してしまう...)の前に景気づけで

http://www.youtube.com/watch?v=FJUpY5geWcU

やはり、このザラザラした感触と割れたオルガンの音に
心安らいだりなど。
幼少のみぎりを過ごした河内の中小工場の事や
難儀な大人たちや苦手な人間含め、
やはり「コレが現実でリアルとして納得できる世界の感触デス」と。

ペラペラ、ペナペナ、ケバケバ、何れもそれなりにオッケーですが、
でも心安らぐのは上記の貧相な世界。
 
昔、宮西計三『ピッピュ』に蘭精果が寄せた一文にあった
「かつてロックにおいてヴェルヴェット・アンダー・グランドが開示した夜、
その夜に淫し、さらに夜を刻み続けるノイ、スーイサイド、裸のラリーズ...」
という一節を思い起こすのは、オジサンが20世紀の尻尾を引き摺ってるから。
 
と、オジサンの感傷文はここでオシマイ。