一昨日の夜

シンフォニーホールの「大栗裕没後30年記念演奏会」に行った。
一緒に行った佐々木嬢はブラバン経験者なので
色々と解説してもらった。
 
面白すぎる曲多数。
幾つかの曲などでは、
ある種のチェンバー・ロック・バンドの
異様にはねた律動感と得も言えぬユーモアの混淆を思い出したりなど。
 
大阪市音楽団はやはり凄かった。
音のアタックがバシバシ決まる辺りは
曲調もあるけれど驚異的。
大フィルがMIDIとしたら
大阪市音楽団はCV/GATEで駆動してる感じ。
しかもEnvelope Generatorのキレが狂ったみたいに正確。
(こんな譬えはバンマス以外に通じないか...)
とにかく音の立ち上がりのパツパツ感が半端ない。
「野蛮で精密な音楽機械」とはバンマスを評した論者の言葉ですが、
大阪市音楽団の演奏を聴いて/見ていて、
ふいとこの言葉を思い出した。
 
他の演奏もツボだったけれど、
一番印象に残ったのでメモ。