自転車でガタゴト

夜道を走っている時に
ヘルツォーク『アギーレ』のラストを思い出した。
キンスキー&ヘルツォークの凸凹道中にはほど遠いけれど、
結局の所、本の売り買いあーだこーだも
あの筏下りとさして変わらないのかも(あっちの方が
遥かに凶悪かつ大変な訳ですが)。
 
ラストの旋回する構図の中で立ち尽くす
ゲルマン男キンスキーには軽くシビレる。
侠気といって真っ先に連想するのはアレ。

http://www.youtube.com/watch?v=1u7vzaqITMA

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誰かが自分の身体を通じて-誰だかわからない、ほんとうに誰だかわからないけれど-何かあることを望んでいる、それは確かにあり得ることなのよ
 
シルトの岸辺/ジュリアン・グラック

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