昨日は少し早くに

仕事を終えて、エンゲルス・ガールへ。
先週、一緒に演奏していただいた佐々木さんと
工藤冬里さんとのデュオを見る。
 
茉莉、に因んだ文章朗読。
工藤さんの用意した沢山の文章と曲の束から
佐々木さんが選び出したものを核に
佐々木さんがチェロでループを作り、
そこに工藤さんの声とギターが対峙(というか近寄る)。
 
双方の距離のもどかしさと重なり合いが大変に興味深かった。
個人的には3回マジカルな瞬間があった。
(終演後の私的な会話の中で工藤さんは1回成功したのがあった...と語っていた。)
 
それから「父ちゃんのポーがきこえる」が2回。

私は工藤冬里さんと言えばピアノ(或いはオルガン)、
なのだけれど、でもこの形式も良いなあと単純に思った。
 
良くも悪くも工藤冬里さんの強さと
楽曲としての緻密さを目指す志向を
確認出来た日だった。