昨日(10/8)の事、若干。

昨日(10/8)は「月刊かえる」企画演奏会(神戸ビッグアップル)に
参加させてもらった。
チェロを弾く佐々木真知子嬢とのデュオ。
 
マイクを通さない生音と電子音とが馴染むか不安だったが、
リハ時に個人的には安堵。
 
お店の方が気をきかせて下さり、
適宜、冷房を入れて下さったりしたので
AKSは比較的安定した状態。
 
LRに出音を振り分け、
片方はドローン、片方はループを基本にして
後は手で音を振り分けたり。
その間、SK-1をKaoss Padを通して演奏。
「曲でなし」も一部使用。
 
途中、AKSが暴走しかけるが何とかセーフ。
で、ラストのAve MariaはSK-1とチェロ、声の筈が、
どうした事か途中でSK-1からの出音が0に。
ギョッとしたが、真知子嬢は臆せず朗々と歌い上げて終了。
 
個人的な反省点。
1.シンセの音が重なりすぎてモコモコに。
2.時間を気にし過ぎて、音の中に入っている時間が僅かだった。
 意識がやや不純だったような気もする。
 いっそ、デレク・ベイリーみたいにアラームをかけて...
 ぐらいの心意気で臨んでも良かったのかも。
 
終わったら汗だく。面白かったけど、疲れた...
 
その後は他の人たちを愉しく鑑賞。
 
次の『ダメ人間共同体』はベースの方の進行上手、
ドラムの方の表情の激変に呆気にとられ、
緩急織り交ぜパンチのある曲に「いいものを見た/聴いた」感でノックアウト。
凄いバンド。オモロイ。シューベルト『魔王』。隣の子供も大喜び。
 
『Playpot』はヴィオラ・ダ・ガンバ、琴、チェロにKinectを導入。
琴奏者の動きでkinectを制御して不思議なアンサンブル。
Kinectとの微妙な齟齬が面白かった。
ラストでKinectがじゃじゃ馬ぶりを発揮した辺りがツボ。
演奏者側は大変だろうけど、観客としては無責任に面白がれた。
 
『びろうどねこ』は麻酔的な趣を湛えたフォーク。
前に見た時よりも声が素に近い出方で、
個人的にはこっちの声質の方が好み。
「Hallelujah」「All Tomorrows Parties」を聴きながら
John Caleのアレンジが好みなんやろかとボンヤリ思った。
で、何故かSparks「Never Turn Your Back On Mother Earth」カバーしはったら、
どんなんになるやろか...など。
最後の曲はPlaypotと一緒に。
 
真知子嬢は出ずっぱりで凄いなあ、とちっちゃく感動。
10/15には工藤冬里とのデュオとの事。