今朝はとにもかくにも

ゆっくり眠る。
昼前まで布団の中に。
朝昼兼用のぜんざい。
 
午後、Maと御池に写本楽譜を見に行く。
若きBylsmaの演奏が詰まったCDを借りる。
最後に収録されたF.Geminianiの曲/演奏は
端正な中にもギリギリした感覚と
若い(ロックでいえばガレージ・パンクのりな)感覚があって、
奇妙な懐かしさと言うか感慨に襲われる。
今ではもっと伸びやかでこなれた(?)演奏が多いのだろうが、
これはこれで好きな演奏。
 
その後、ナルシーな仏女優の歌に口あんぐり...
 
夕方、Maと別れ、地下鉄で帰る。
荷造り・発送。
 
簡単に夕食をすませる。
今日も早く休む予定。

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西村 秋山さんは五〇年代の末ごろ、ダルムシュタットに行ったりもしていたんですよね。
 
湯浅 そうなんです。そのときに、僕のピアノの<プロジェクション・トポロジク>を持って行って、そこでラモンテ・ヤングに会った。それを見せたら、彼はまだそのころは五線で書くような作曲家だったもんだから、すごくおもしろいと言って、それを持ち帰って、カリフォルニアのKPFAという放送局から一番易しい部分を放送したりしたんですよ。そのピアノを弾いたのが、後でわかったんですけど、テリー・ライリーなんです。
 
西村 面白い話ですね。
 
湯浅 ラモンテ・ヤングとはそのころから文通していて、彼のインストラクションだけの作品とかなんかも知ってましたよ。
 
西村 あれって、めちゃめちゃ神がかりですよね。
 
湯浅 「いすをひきずる」とかね(笑)。蝶を離して、窓を開けておいてそこから出ていくまでが音楽とか、そういうインストラクション。
 

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