昼から事務所。

打ち合せ、諸々。
その後、新しい短編映画の打ち合せで駒沢大学へ。
電車の中で小島信夫「残光」を。
しかし、読んでいる内に気分が悪くなり、乗り換えの渋谷駅で
一瞬、「もう死のうかな」という気に。
「残光」、再読だが、その凶悪な部分が今日はキキズギた。

帰宅途中のサラリーマンでごった返すホームで、
「残光」の語り手の「私」が、いきなりヒトゴトの「小島信夫」にスリカワッタ瞬間。

「残光」、ちょっととんでもない毒を持った小説だと思う。

なんとか気を取り直して、短編のプロデューサー宅へ。
先程の反動からか、あることないことをベラベラ喋り、
監督から「もっとクールな方だと思ってました」という言葉を頂く。