昨夜から東京にも雨がやってくる。
今日は雨の中、打ち合せで事務所に。
夜、「桃まつり」へ。自分の参加した作品がないとリラックスして楽しめる。荒削りなものも瞠目すべき完成度のものもあるが、4本とも色の違う感じなので、全て楽しく観れた。
波は常に新しく、常にひとつであり、常に多数である。
それは「ヌーヴェルヴァーグ」「ニューウェイブ」、あるいは「ロックンロール」と呼ばれている。
樋口泰人「映画は爆音でささやく」より
前書きなんだが、ここで深く納得して、「ごちそうさん」な感じになってしまった。あぶない、あぶない。まだ本編を読んでいないのに。
しかし、泣ける一文。
余談だが、樋口さんって「アメリカンヒーロー」っぽい。別に眼鏡=クラーク・ケントというわけではないのだが。その飄々とした風貌と物言いの背後には、この世の不条理への圧倒的な怒りが渦巻いている、ような気がする。(あくまでも私見だが)
いつか、樋口さんが「アメリカンヒーロー」的な内面を持った「スーパーヒーロー」に「変身」しても私は全く驚かない。